インフルエンザで病院に行くタイミングはいつ!?

今年は大阪府内で9月までに小・中学校の20クラスがインフルエンザで学級閉鎖になりました。
11月後半には、インフルエンザの定点当たりの患者報告数(※)が1.21人となり、流行期の目安である1.00人を上回ったので、大阪府も流行期に入っています。
※「定点あたりの患者報告数」とは、1つの定点医療機関で、1週間の間にインフルエンザ患者と診断され報告があった数。定点医療機関は人口及び医療機関の分布等を勘案し無作為に選定されています。

 

まずは、インフルエンザにかからないように
  • 外出後の手洗い等
  • 適度な湿度の保持
  • 十分な栄養や睡眠
  • 人ごみを避ける(やむを得ない場合はマスクを着用)

などは注意して頂きたいところです。

 

インフルエンザかな!?と思う症状が出たら

一般的な風邪と似た「のどの痛み」や「鼻水」「咳」に加え、急な高熱や強い倦怠感、悪寒、頭痛、関節痛を伴う場合はインフルエンザの可能性があります。
自身の重症化を防ぐためにも、感染力の強いインフルエンザを周囲にうつさないようにするためにも速やかに医療機関を受診することをお勧めします。

 

病院に行くタイミングは!?

一般的な迅速キットを使用する場合は、発症後12時間から48時間以内の検査が推奨されています。
理由は二つ。「発症後12時間から」といわれる理由が、体内にいるウィルスの数が少ないと検出されにくいので正しい判定がでない可能性があるから。
もう一つ、「発症後48時間以内」といわれる理由は、ウィルスの増殖を防ぎ、高熱や関節痛などの症状を軽減してくれる“タミフル”や“イナビル”“ゾフルーザ”などの抗インフルエンザウィルス薬は48時間以内に投与しないと十分な効果が得られないからです。

ただ関節痛を伴う高熱が出ている場合は、検査結果が陽性の場合がほとんどです。すでに、ある程度の時間が経っていると考えられますので速やかに受診しましょう。
※インフルエンザは例年11月末~12月上旬頃に流行入りします。重症化を防ぐためにも、流行する前に予防接種を受けましょう。

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