睡眠時無呼吸症候群の患者は生活習慣病になる確率が上がる?

睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に無呼吸になることにより身体が酸素欠乏状態となり様々な悪影響を及ぼします。

 

高血圧

高血圧の発症率は軽症の睡眠時無呼吸症候群で約2倍、中等症で約3倍とされています。お薬を飲んでも血圧が下がらない方も睡眠時無呼吸症候群の治療(CPAP(シーパップ))を行うことで改善しやすくなることも多いです。

 

糖尿病

糖尿病の原因となるインスリンの効果を減弱させる(インスリン抵抗性の増加)ことがわかっています。睡眠時無呼吸症候群の約50%に糖尿病あるいは糖代謝以上があるという報告もあります。

 

高脂血症

高脂血症に関しては睡眠時無呼吸症候群による低酸素への暴露が中性脂肪の増加やHDLコレステロール(善玉コレステロール)の低下に関連するとされています。睡眠時無呼吸症候群の治療によりコレステロール値の低下が認められるようです。

 

心疾患

心疾患を多く合併します。睡眠時無呼吸症候群は心不全、不整脈、心不全など様々な心疾患とかかわりがあります。その理由は繰り返す低酸素状態、交感神経の活性化による悪影響、肥満による冠危険因子の増加と考えられています。心臓が原因の突然死は通常午前6時から12時が多いとされていますが、睡眠時無呼吸症候群を合併している突然死はは午前0時から6時の睡眠時間中に起きることが多いようです。

 

脳血管障害

脳血管障害は睡眠時無呼吸症候群を合併しているとより若い年齢で起こるとされます。

 

その他の病気

そのほか甲状機能低下症、末端肥大症、パーキンソン病、逆流性食道炎、勃起障害、高尿酸血症、うつ病、てんかん、ナルコレプシー等様々な疾患と関連し、睡眠時無呼吸症候群の診断が病気発見の手掛かりになったり、治療(CPAP(シーパップ))により症状が改善しやすくなったりすることもあります。

 

 

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